2017年2月18日土曜日

全体の総括 その2

 こんにちは!

 今回は、全体の総括の続きで『これまでディズニープリンセス映画を見てきて、そこから分かったディズニーらしさとは?』について全体で考察して、まとめたことをお話したいと思います。



 私たちが考えた「ディズニープリンセス映画から分かったディズニーらしさ」は、5つあります。

 1つ目は、最後はハッピーエンドで終わることです。どのディズニープリンセス映画を見ても、プリンセスが恋に落ちたり、プリンスと結婚して幸せに暮らしたりしています。ディズニー映画を見たことがある人は、必ずと言っていいほど、ディズニー映画はどんな形であれ、ハッピーエンドで物語が終わると考える人が多いと思います。

 2つ目は、善と悪がはっきりしていて、善が悪を倒すストーリー構成になっていることです。その理由は、子供にも物語の内容がわかりやすく理解できるように、設定を固定化して作られているのだと思います。

 3つ目は、かなりの確率で恋愛要素が入っていることです。今回、私たちはディズニープリンセス映画しか鑑賞していないですが、どの映画もプリンセスとプリンスが恋に落ちます。恋愛をすることは、少なからず誰でも1回は通る道だと思います。ディズニー映画は、恋愛だけでなく家族愛も物語の中に取り入れていますが、家族や恋人など本当の愛を伝えるために恋愛要素を取り入れているのだと思います。

 4つ目は、物語のシーンの中で、登場人物が自分の気持ちを歌に乗せるミュージカル方式があることです。アメリカでは、ミュージカル映画がよくあります。確かに、思いを歌にのせてると、観客に登場人物の気持ちが届きやすくなるため、プリンセスが動物や生き物、町の人々とミュージカルのように歌を歌って自分の感情を表現しているんだと思います。

 5つ目は、ディズニープリンセスが自身の困難に立ち向かい、自分で自分の道を切り開いて成長していくところです。王道のプリンセスストーリーは、王子様が迎えに来てくれて幸せになるというものです。確かに、ディズニープリンセス映画の作品の中には、『白雪姫』、『シンデレラ』、『眠れる森の美女』のような、プリンスが迎えに来てくれる物語もあります。しかし、1930年からフェミニズムが広まり、現在では自分で人生の選択をして、自分の道を切り開いて成長していく、ディズニープリンセスが確実に増えています



 私たちは、ディズニープリンセス映画を通して、5つのディズニーらしさを発見することができました。他にもディズニーらしさはあると思いますが、ディズニーが長年ヒットしている要因を探求できて良かったです。
 時代の流れが変化していくにつれて、ディズニープリンセスの性格や特徴、生き方なども変化して言っていますが、いつも世の女性たちの憧れの理想像であることは変わりないのだなと思いました。
 



 皆さま最後まで読んでくださりありがとうございました。



🍀フランダ―🍀


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全体の総括 その1

こんにちはフランダ―です(^O^)/
皆さんお久しぶりです!

今回は、全体の総括として、ディズニープリンセスの転換点を参考にした「ディズニープリンセスの全体のまとめ」について話したいと思います。

最初は、「ディズニープリンセスの全体のまとめ」について話します。

これまでの記事の中の「ディズニープリ ンセスの映画 転換点」で述べていた通り、ディズニープリンセス映画の製作年代や物語の内容で考えると転換点は大きく4つ(1つの転換点につきプリンセスは3人でした。)あります。

1つ目転換点
白雪姫(1937)、シンデレラ(1950)、眠れる森の美女(1959)

★プリンセスの傾向:王子様が迎えにくると信じ、じっと待っている。そして、最後は幸せになる。
★性格・特徴:少女漫画に出てくる典型的なお姫様の性格。シンデレラとオーロラ姫が金髪で、白雪姫だけ黒髪。3人とも白人。3人とも家事が得意。
★制作年代:眠れる森の美女とリトル・マーメイドの公開までは30年空いているが、この間にはウォルトディズニーが亡くなる(1996)そして、会社内部では混乱が生じていた。
★社会背景:白雪姫公開時のアメリカは大恐慌(1229)をまだひきづっていた。シンデレラ(1950)のアメリカは戦後5年経過して、唯一戦場を免れていたため好景気であった。


2つ目の転換点
リトルマーメイド(1989)、美女と野獣(1991)、アラジン(1992)

★プリンセスの傾向:自分の夢を叶えるため、自ら行動し、夢を叶えていく。
★性格・特徴:意思表示がはっきりしている。男性(アリエルは父、ベルはガストン、ジャスミンは父)に反抗している。アリエルは人魚、ベルは白人、ジャスミンは有色人種と人種がバラバラになった。
★制作背景:眠れる森の美女とリトル・マーメイドの公開までは30年空いているが、こんの間にはウォルトディズニーが亡くなる(1996)そして、会社内部では混乱が生じていた。
★社会背景:社会の女性の役割の変化に伴っている。また、世界的規模で国際化が進んでいた。そのため、アラジンでは中東という今までにない舞台が出てきた。


3つ目の転換点
ポカホンタス(1995)、ムーラン(1998)、プリンセスと魔法のキス(2009)

★プリンセスの傾向:男性よりもたくましいプリンセスたちが自分の夢を叶えるため行動して幸せになる。そして、プリンスとも結ばれる。
★性格・特徴:プリンセスが男性よりも強い。3人のプリンセスとも有色人種。
★制作背景:3つの映画とも物語の内容が、民族や人種差別など社会問題が起こっていることに触れている。ポカホンタスは異人種間の恋愛。ムーランは民族同士の争い。プリンセスと魔法のキスは黒人差別問題。
★社会背景:民族や人種差別などの社会問題が起こっていた。この3つの作品は、社会問題を題材にしているのもあって批判が多かった。


4つ目の転換点
塔の上のラプンツェル(2010)、メリダとおそろしの森(2012)、アナと雪の女王(2013)

★プリンセスの傾向:自身の悩みを抱えながら、様々な困難に立ち向かっていく。
★性格・特徴:行動力がある。プリンセスらしくない一面も持っている。3人とも白人。
★制作背景:現代の女性たちがどこか共感できるようなプリンセスを作っている。
★社会背景:1930年代からフェミニズムがだんだん広まり、自分らしく生きるようと頑張る女性たちが増えてきた。


4つの転換点をまとめてみて、1つの転換点ごとの区別がはっきりして、公式のディズニープリンセス13人の映画を全て鑑賞したからこそ分かったこともたくさんありました。

次回は、全体の総括の続きである「ディズニーらしさとは何か?」について全体で考察したことを話したいと思います!

最後まで読んでくれた皆さまありがとうございました。

🍀フランダ―🍀

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アナと雪の女王 全体の考察

 こんにちは(*'ω'*)

 今回は、『「アナと雪の女王」の映画は、原作をどのようにアレンジして一般向けに受け入れてもらいやすいように作っているのか?』について全体で考察したことを話していきます。



 アブー:姉妹でなかったりと原作とディズニーではかなり話の内容が違うのでアレンジされている部分は多いと思いました。原作では二人の子どもと雪の女王という人物が登場しますが、ディズニーでいうエルサは魔法を使う雪の女王とネガティブ思考なカイがもとで、アナは前向きで勇気のあるゲルダという少女をもとに考えられたキャラクターなのかなと思いました。また、愛は恐怖に勝つというようなを印象が原作より強調され、誰でも理解できるようにアレンジされているなと思いました。



  シャーロット:恋のストーリーを加えたところがディズニーらしくアレンジされていると思いました。2回の出会いを経て、本当の恋とは何なのか気づくことが出来たところは今までとは少し違うなと感じました。また、ハンスのように初めはいい人のように振る舞い、突然人柄が変わる(実は悪者だった)のは、これまでの原作でもあまり見られず、ディズニーらしくアレンジされていると感じました。



 フランダ―:原作をディズニープリンセス映画らしくアレンジしていると同時に、今までにみたことないような設定や物語にして、誰もが見たことがないような新たなプリンセスストーリーを生み出したと私は思います。そのため、一般の人に受け入れてもらいやすいディズニープリンセス映画ということは変わっていないが、基盤のプリンセスストーリーの概念から良い意味で180度裏切った素晴らしい映画をディズニーは作ったのだと思います。



 全体の共通点は、原作の話からかなりアレンジされている物語えと変えているという点でした。
 また、異なる点として、エルサは魔法を使う雪の女王とネガティブ思考なカイがもとで、アナは前向きで勇気のあるゲルダという少女をもとに考えたキャラクターなのではないかと思う意見やハンス王子のような王子が悪者はこれまでに見られなくディズニーらしくアレンジしているなどの意見がありました。


 最後まで読んでくれた皆さまありがとうございました。

🍀フランダ―🍀

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