今回は、全体の総括の続きで『これまでディズニープリンセス映画を見てきて、そこから分かったディズニーらしさとは?』について全体で考察して、まとめたことをお話したいと思います。
私たちが考えた「ディズニープリンセス映画から分かったディズニーらしさ」は、5つあります。
1つ目は、最後はハッピーエンドで終わることです。どのディズニープリンセス映画を見ても、プリンセスが恋に落ちたり、プリンスと結婚して幸せに暮らしたりしています。ディズニー映画を見たことがある人は、必ずと言っていいほど、ディズニー映画はどんな形であれ、ハッピーエンドで物語が終わると考える人が多いと思います。
2つ目は、善と悪がはっきりしていて、善が悪を倒すストーリー構成になっていることです。その理由は、子供にも物語の内容がわかりやすく理解できるように、設定を固定化して作られているのだと思います。
3つ目は、かなりの確率で恋愛要素が入っていることです。今回、私たちはディズニープリンセス映画しか鑑賞していないですが、どの映画もプリンセスとプリンスが恋に落ちます。恋愛をすることは、少なからず誰でも1回は通る道だと思います。ディズニー映画は、恋愛だけでなく家族愛も物語の中に取り入れていますが、家族や恋人など本当の愛を伝えるために恋愛要素を取り入れているのだと思います。
4つ目は、物語のシーンの中で、登場人物が自分の気持ちを歌に乗せるミュージカル方式があることです。アメリカでは、ミュージカル映画がよくあります。確かに、思いを歌にのせてると、観客に登場人物の気持ちが届きやすくなるため、プリンセスが動物や生き物、町の人々とミュージカルのように歌を歌って自分の感情を表現しているんだと思います。
5つ目は、ディズニープリンセスが自身の困難に立ち向かい、自分で自分の道を切り開いて成長していくところです。王道のプリンセスストーリーは、王子様が迎えに来てくれて幸せになるというものです。確かに、ディズニープリンセス映画の作品の中には、『白雪姫』、『シンデレラ』、『眠れる森の美女』のような、プリンスが迎えに来てくれる物語もあります。しかし、1930年からフェミニズムが広まり、現在では自分で人生の選択をして、自分の道を切り開いて成長していく、ディズニープリンセスが確実に増えています。
私たちは、ディズニープリンセス映画を通して、5つのディズニーらしさを発見することができました。他にもディズニーらしさはあると思いますが、ディズニーが長年ヒットしている要因を探求できて良かったです。
時代の流れが変化していくにつれて、ディズニープリンセスの性格や特徴、生き方なども変化して言っていますが、いつも世の女性たちの憧れの理想像であることは変わりないのだなと思いました。
皆さま最後まで読んでくださりありがとうございました。
🍀フランダ―🍀