皆さんお久しぶりです!
今回は、全体の総括として、ディズニープリンセスの転換点を参考にした「ディズニープリンセスの全体のまとめ」について話したいと思います。
最初は、「ディズニープリンセスの全体のまとめ」について話します。
これまでの記事の中の「ディズニープリ ンセスの映画 転換点」で述べていた通り、ディズニープリンセス映画の製作年代や物語の内容で考えると転換点は大きく4つ(1つの転換点につきプリンセスは3人でした。)あります。
1つ目転換点
白雪姫(1937)、シンデレラ(1950)、眠れる森の美女(1959)
★プリンセスの傾向:王子様が迎えにくると信じ、じっと待っている。そして、最後は幸せになる。
★性格・特徴:少女漫画に出てくる典型的なお姫様の性格。シンデレラとオーロラ姫が金髪で、白雪姫だけ黒髪。3人とも白人。3人とも家事が得意。
★制作年代:眠れる森の美女とリトル・マーメイドの公開までは30年空いているが、この間にはウォルトディズニーが亡くなる(1996)そして、会社内部では混乱が生じていた。
★社会背景:白雪姫公開時のアメリカは大恐慌(1229)をまだひきづっていた。シンデレラ(1950)のアメリカは戦後5年経過して、唯一戦場を免れていたため好景気であった。
2つ目の転換点
リトルマーメイド(1989)、美女と野獣(1991)、アラジン(1992)
★プリンセスの傾向:自分の夢を叶えるため、自ら行動し、夢を叶えていく。
★性格・特徴:意思表示がはっきりしている。男性(アリエルは父、ベルはガストン、ジャスミンは父)に反抗している。アリエルは人魚、ベルは白人、ジャスミンは有色人種と人種がバラバラになった。
★制作背景:眠れる森の美女とリトル・マーメイドの公開までは30年空いているが、こんの間にはウォルトディズニーが亡くなる(1996)そして、会社内部では混乱が生じていた。
★社会背景:社会の女性の役割の変化に伴っている。また、世界的規模で国際化が進んでいた。そのため、アラジンでは中東という今までにない舞台が出てきた。
3つ目の転換点
ポカホンタス(1995)、ムーラン(1998)、プリンセスと魔法のキス(2009)
★プリンセスの傾向:男性よりもたくましいプリンセスたちが自分の夢を叶えるため行動して幸せになる。そして、プリンスとも結ばれる。
★性格・特徴:プリンセスが男性よりも強い。3人のプリンセスとも有色人種。
★制作背景:3つの映画とも物語の内容が、民族や人種差別など社会問題が起こっていることに触れている。ポカホンタスは異人種間の恋愛。ムーランは民族同士の争い。プリンセスと魔法のキスは黒人差別問題。
★社会背景:民族や人種差別などの社会問題が起こっていた。この3つの作品は、社会問題を題材にしているのもあって批判が多かった。
4つ目の転換点
塔の上のラプンツェル(2010)、メリダとおそろしの森(2012)、アナと雪の女王(2013)
★プリンセスの傾向:自身の悩みを抱えながら、様々な困難に立ち向かっていく。
★性格・特徴:行動力がある。プリンセスらしくない一面も持っている。3人とも白人。
★制作背景:現代の女性たちがどこか共感できるようなプリンセスを作っている。
★社会背景:1930年代からフェミニズムがだんだん広まり、自分らしく生きるようと頑張る女性たちが増えてきた。
次回は、全体の総括の続きである「ディズニーらしさとは何か?」について全体で考察したことを話したいと思います!
最後まで読んでくれた皆さまありがとうございました。
🍀フランダ―🍀
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