ラプンツェルの原作はグリム童話の『ラプンチェル』です。今回は、原作とディズニー映画で異なる部分を紹介していきます!!
ディズニーのラプンツェルを知りたい方はこちら
私がディズニー版と異なると思った部分5つ紹介します!
参考にした本は以下の本です↓
野村泫訳 『グリム童話集:完訳 決定版』筑摩書房
1出会い
ディズニー映画では、城で生まれたラプンツェルがマザー・ゴーテルが若さと美しさを保つために連れ去られます。原作では、子どもがほしい夫婦の妻が家の窓から見える皆から怖がられ誰も入らない魔法使いの女の庭を見た時に、庭に育つラプンツェルという植物を見て、無性にそのラプンツェルが食べたくなります。妻の食べたいと思う気持ちは日がたっても収まらず、ラプンツェルが手に入らないことを知っており、だんだん痩せ、その姿を見た夫は妻を死なせないためにラプンツェルを魔法使いの庭に取りに行き、妻にラプンツェルをサラダにしてあげます。しかし、まだ妻の食欲は収まらず、再び夫が庭に行くことになり、向かうと、庭の持ち主である、魔法使いが怖い顔で立っており、夫が問いただされ、妻がラプンツェルを食べられないなら死んでしまうということを言うと、魔法使いはラプンツェルをあげる代わりに妻が産んだ子供を渡せという条件を出します。夫は、恐怖で全て承知し、妻が出産すると、すぐ魔法使いが現れ子どもにラプンツェルという名をつけて連れ去ります。
ディズニー映画ではずっと塔の中で生活していたように描かれていますが、原作では、ラプンツェルが12歳のときに塔に閉じ込められます。
3 大泥棒ではなく王子
ディズニー映画では、城でティアラを盗んで逃げてきたフリン・ライダーが塔を上って塔の中に逃げてきますが、原作では、国の王子がたまたま森の中まで入ってきて、その時に聞こえたラプンツェルの歌声に聞きほれて、塔の入り口を捜しますが存在せず、しかし、王子は諦められず毎日歌声を聞きに来るようになり、魔法使いがラプンツェルを呼び、降りてきたラプンツェルの髪を上っていくのを見て、王子も同じようにラプンツェルを呼び、髪を乗っていき塔の中に入り、ラプンツェルと出会います。
4塔から出たい理由
ディズニー映画では、ラプンツェルは自分の誕生日にだけ出る星が見たいなどの理由で外に出たいという気持ちでいっぱいですが、原作はそうではなく、王子が魔法使いの女よりも自分を愛してくれるという理由で出たいという外に出たいというよりも、誰かに愛されたいという気持ちが勝っているように書かれています。
ディズニー映画では、ラプンツェルは自分の誕生日にだけ出る星が見たいなどの理由で外に出たいという気持ちでいっぱいですが、原作はそうではなく、王子が魔法使いの女よりも自分を愛してくれるという理由で出たいという外に出たいというよりも、誰かに愛されたいという気持ちが勝っているように書かれています。
5行動
ディズニー映画では、ラプンツェルを連れ出したとしてゴーテルがフリンを刺し、ゴーテルに刺されたフリンは最後の力を振り絞って、ラプンツェルの髪を切り、魔法が解け、それを同時にゴーテルは美しさを失い、パニックに陥り、パスカルが引っ張った髪につまずき塔の上から転落します。しかし、原作では魔法使いが塔で待ち伏せし、王子が来たときにラプンツェルと二度と会うことはできないと伝えます。それを聞いた王子は心の痛みに堪えられず、自ら塔から飛び降り、命は助かりますが茨の中に落ち、目が両方つぶれます。なお、魔法使いが最後どうなったかは書かれていません。
ディズニー映画では、ラプンツェルを連れ出したとしてゴーテルがフリンを刺し、ゴーテルに刺されたフリンは最後の力を振り絞って、ラプンツェルの髪を切り、魔法が解け、それを同時にゴーテルは美しさを失い、パニックに陥り、パスカルが引っ張った髪につまずき塔の上から転落します。しかし、原作では魔法使いが塔で待ち伏せし、王子が来たときにラプンツェルと二度と会うことはできないと伝えます。それを聞いた王子は心の痛みに堪えられず、自ら塔から飛び降り、命は助かりますが茨の中に落ち、目が両方つぶれます。なお、魔法使いが最後どうなったかは書かれていません。
6最後
ディズニー映画では、ラプンツェルが王と王妃の下に届けられ、フリンが泥棒をやめ、ラプンツェルと結婚して、祭りが開催されますが、原作では、両目が見えなくなった王子が森の中でさまよっているときに運命的にラプンツェルと出会うことができ、ラプンツェルの涙によって王子の両目はまた見えるようになります。そして、王子はラプンツェルを自国に連れていき、双子の男の子と女の子の子どもとラプンツェルと共に幸せに暮らします。
アブー
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