今回は、シンデレラの映画は、「原作をどのようにアレンジして一般向けに受け入れてもらいやすいように作っているか?」についての私たちの考察です。
アブー:グリム童話では読んでいて人同士の関係などから冷たさを感じていましたが、ディズニーではシンデレラが継母や義姉たちにいじめられていますが、グリムではない妖精や様々な動物たちとの触れ合いのシーンを通して、優しさ、暖かさを感じるようにアレンジして受け入れてもらいやすいように作っているのではないかなと思います。
ジャスミン:シャルル・ペローが付け加えたかぼちゃの馬車やガラスの靴といったものを再現し、ファンタジー感を演出して一般受けするように作っているように感じます。
グリムの方の残酷さは全くなく、逆に動物たちが喋ったりシンデレラのためにドレスを作ったりするような可愛らしいシーンが多いので、小さな子供にも見やすいのかな、と思いました。
フランダー:白雪姫に引き続き悪役の残酷なシーンを取り除いていると思います。はしばみの木を老婆の妖精に変えて、魔法でお姫様に変身するという点からディズニー映画らしさが出ているなと思います。ディズニー映画は、ジャックやガスのようなネズミたちとシンデレラのやり取りを入れて、シンデレラの人物像をわかりやすく伝えていると思います。
シャーロット:シンデレラと継母たちという人間だけでなく、ジャックたちとルシファーの動物同士のぶつかり合いの場面もあって子供も楽しんで見られるようになっていると感じます。また、白雪姫と同様に、動物との触れ合いがあることでシンデレラの優しさが伝わっていると思います。
全体の意見で似ている点は、動物とのやり通してシンデレラの人物像が現れている、という点と、グリムの残酷さを取り除き、見やすいものになっている、という点でした。
異なっている点は、ファンタジー感を出して一般受けするように作っている、という点や、魔法でお姫様に変身するシーンでディズニーらしさが出ている、という点でした。
いろいろな意見を聞いたあとに映画を見てみると、今までとは少し違った視点で見ることができるかもしれません!
お時間あればグリム童話と一緒にぜひ見てみてください(*´▽`*)
次回からは、オーロラ姫の批評をします!
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
シャーロット
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