2016年6月23日木曜日

眠れる森の美女 原作との比較

こんにちは!
オーロラ姫の基礎情報を確認できたところで、原作と異なる点を見ていきたいと思います!

◆原作「いばら姫」(グリム童話集 岩波新書 1979)
☆ディズニー映画

1、姫の生まれ方
◆蛙が出てきてお姫様が生まれると予言する
☆予言なし

2、お姫様に魔法をかける妖精
◆13人の「神通力を持った女」がいるが食器が一つ足らないという理由で呼ばれなかった一人がお姫様に呪いをかける
☆3人の妖精と魔女のマレフィセント

3、呪文の内容/やわらげ方
◆15歳になると紡錘に刺されて死ぬ/死ぬのではなく100年の間死んだように眠り続ける
☆16歳の誕生日の日没までに糸車で指をさして死ぬ/死ぬのではなくしばらく眠るだけで、運命の相手からのキスにより目覚める

4、育ち方
◆いきなり15歳になっている
☆森の奥の小屋で3人の妖精たちと暮らす

5、王子との出会い
◆王子はお姫様が眠った100年後にたまたま通りかかった
☆お姫様が16歳の誕生日の日に森で出会う

6、お城を囲ういばら
◆100年間で伸びてしまった野ばら、
☆王子の行く手を阻むため魔女が魔法をかけた

7、魔女の死に方
◆特に記載なし
☆ドラゴンの姿になった魔女と、妖精の力を借り王子が戦い、王子が勝利する


今回はグリム童話の「いばら姫」を参考にしましたが、ペロー童話集の「眠れる森の美女」という作品も類話です。どちらも聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
原作では100年間眠っていたのに、ディズニーではその日のうちに目覚めていたので驚きました!


いかがだったでしょうか。最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回はオーロラ姫の人間像についてです!
シャーロット


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